事例研究
貴重な作業を伴う交換システム:生産性の向上。
パラマウントベッド株式会社は70年以上の歴史があり、アジアではその地位を確固たるものとしています。90カ国以上で最先端の技術を応用した医療機器を提供しています。
病院用ベッドは世界各地で様々基準があります。ヨーロッパや北アメリカ大陸では、アジアに比べ病院内が広いためベッドのサイズも大きくなります。一方、アジアでは病院内が狭いため高さを抑え、簡単で安全な機動性が求められます。
グローバルな市場において何が必要なのかを常に考えてきました。パラマウントベッドが特別なスイッチングシステムを求めたのも必然でした。
近年の病院用ベッドは看護師が簡単に操作できるセンターロック機能がついております。ロックをかけることにより、ベッドは完全に動かなくなります。
テンテはパラマウントベッドにこのシステムを開発しました。制約の多い、日本の病院においてブレーキ力を最適仕様にすることに挑戦してきました。ロックペダルはキャスターの高さに合わせなければいけません。介護スタッフは、ペダルが一番下の位置でも簡単に操作できます。
ペダルの長さと切換角度によってペダルの移動距離が決まります。介護スタッフは、キャスターのロック、フリー、方向ロックをレバーで行うことが出来ます。3つのポジションが安全に動作するためには、充分なスペースが確保されなければいけません。パラマウントベッド様用のシステムには方向ロックがありません。その為ポジションは2つで操作角度は30度以下です。これは、病院用ベッド製造会社様にとってベッドの床高を20㎝にするための付加価値となります。
両社の協力関係の元、摩擦ロック構造をキーロック構造に変更を加え、更なるベッドの床高を改良しました。キーロックシステムにより更なる操作力の軽減を行えるようになりました。
解決策を考案する際の挑戦は過小評価されることはありません。一方で、私共の技術者たちは、どちらの方向の操作に対しても易しい操作力を実現いたしました。また一方で、障害物の乗り越えの際に、不意にロックがかからないようにするためにレバー位置を保てるようにしなければなりませんでした。.
パラマウントベッド株式会社 代表取締役社長 木村恭介
操作角度を変更することによって、パラマウントベッド様は大きな直径のキャスターを使うことが出来、結果として操作性を向上することが出来ました。また、私たちのソリューションの洗練されたデザインで、以前と同じくらいベッドを下げることは可能です。
同社には、最大限の安全性を保証し、複雑さと労力を削減し、それによって作業プロセスを最適化する完璧なシステム全体が提供されています。
アジアのマーケットリーダーにとってのもう一つの重要な利点は、当社を東京に拠点を置くテンテ・ジャパンが直接サービスを提供していることです。
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